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2月の地附山 733m日記(長野県)

9㈪,12㈭,13㈮,15㈰,17㈫,19㈭,20㈮,21㈯,24㈫

2026年2月24日(火)


今年の冬は雪が少なかった。これは長野の話。北陸から東北にかけて、お隣の新潟県ももちろん大雪だったというのに、長野はまるで降らない。何回か白くはなったが、雪かきに精を出すほど積もることはなかった。暮らしにはありがたいが、水不足が心配だ。農作物に影響がないだろうか。

photo1今日の山頂と飯縄山 2月前半
今日の山頂と飯縄山 2月前半

そんな話をしながらも、歩きやすい日が続いたので裏山に出かける回数も増えた。冬は空気が澄んで見晴らしが良いので、1月に続いて山頂での飯縄山をテーマにしようと呟きながら登ってきた。樹木にもっと詳しければ冬芽や葉痕なども楽しめるのだが、なかなか楽しむまで行かない。小さな冬芽を見ては「この木は何?」と呟いていることが多い。

冬芽が少しずつ膨らむ

photoオオヤマザクラ
オオヤマザクラ 2.13

photoニガイチゴ
ニガイチゴ 2.20

photoホオノキ
ホオノキ 2.12

photoハンノキか
ハンノキか 2.20

冬の木々は葉を落としているので小鳥の姿が見えやすくなっているけれど、彼らは動きが早くて、なかなか見つけられない。可愛い声を聞いて、スーッと目の前を横切っていくのを見つけて「わぁ〜、いた!」と喜んでいるくらい。一度だけ公園の方に降りたら、ちょうど野鳥観察に訪れていた西澤さんに会った。この木にルリビタキが来るんですよと教えてくれ、まさにその時ルリビタキのオスがスィーと飛んだ。綺麗な青い色を残して消えていったが、その翌日私も少しそこで待ってみた。15分待っていたら、ルリビタキのメスらしい小鳥が飛んできた。しばらく木の枝を飛びかっていたが、飛ぶと青い色が光るのに、止まってしまうととても小さくて地味で見えなくなってしまう。たった15分待っただけで疲れてしまった。野鳥観察の人たちはすごいとつくづく思った。

photo3野鳥観察は根気勝負
野鳥観察は根気勝負 2.13

小鳥に会う

photoアオゲラ
アオゲラ 2.13

photoスズメたち
スズメたち 2.15

photoカワラヒワ
カワラヒワ 2.12

photoツグミ
ツグミ 2.12

私は気が短いので、何十分もじっと待つなどということが難しい。それでも冬の山は木の葉が落ちて隙間から空が見えている。そこにやって来る小鳥もたまには見えることがあるから嬉しい。

photo青空
青空 2.9

雪が少ないと言っても山頂辺りにはずっと残っていた。そして時々夜に降った雪が白く薄く積もっている。雪の上に残る動物の足跡を探すのも冬の楽しみだが、今年はうっすらと積もったくらいの雪の上なので、あまり綺麗に残っていない。猪と鹿の区別もつかないのは悲しいと思うのだが、まだ判定が難しい。もっともっとじっくり見たいものだと思うのだが。

photo6アカマツの森0212
アカマツの森 2.12

photo9六号古墳下
六号古墳下 2.12

春になるとあちらこちらで違う花が開く地附山は楽しみが広がるが、この季節はつい同じコースを登ったり降りたりしてしまう。ただちょっとだけ体を鈍らせないようにしようという気持ちも働くので、比較的急なコースを選んで歩くことが多いのだが。緩やかなコースをたまに歩くと発見もあるのが、山の侮れないところだろう。キイチゴが自然のままにドライフルーツになっていたり、松ぼっくりを誰かが齧ったようなのがたくさん転がっていたり、小さな発見も面白い。

photo8松ぼっくり様々
松ぼっくり様々 2.17

木の実、草の実

photoキヅタ
キヅタ 2.17

photoモミジイチゴ
モミジイチゴ 2.12

photoガガイモ
ガガイモ 2.20

photoボタンヅル
ボタンヅル 2.15

photo11登山道はまだ冬景色
登山道はまだ冬景色 2.19

白と茶色の冬の世界にところどころ緑が見えると嬉しくなる。それはタチツボスミレや、サジガンクビソウ、ツルリンドウなどの春を待つ草だったり、ヒイラギ、エゾユズリハ、イヌツゲなどの常緑低木だったりする。私はその種類の多さと、似たような姿に惑わされてあまり観察しなかったけれど、カンスゲやシダの仲間もこの季節に緑色が残っている。他に花が無いからなどという理由で申し訳ないが、シダもじっくり見ると、葉の形が様々なだけではなく、胞子嚢の形もそれぞれに違うことが分かってなかなか面白い世界のようだ。

photo7よく似ている葉,シュンラン,ヤブラン,オオバジャノヒゲ
よく似ている葉

photo10虫の卵かな
虫の卵かな 2.21

月末の火曜日、明日からは雨になりそうだというので、午前の用を済ませてから急いで登ってきた。ここ数日のポカポカ陽気で山はすっかり白い衣を脱いでしまった。山頂の木陰などに僅かに残る程度だ。今が2月ということが信じられない。

山頂への道をゆっくり歩いていたら、トウゲシバがスッと伸びていた。葉の付け根には小さなバナナのような胞子嚢がプチプチとくっついている。地附山の主のようだったイケさんがここにあるよと教えてくれたシダだ。思わず近寄ってじっくり見つめる。

photo13トウゲシバ
トウゲシバ 2.24

photo14コバノヒノキシダかな
コバノヒノキシダかな 2.24

だんだん日が伸びてきて、午後からの山歩きも楽しめるようになってきた。帰り道、ゆっくりりんご畑の間の道を歩いていると、道端に薄青い広がりが見える。オオイヌノフグリだ。真っ白なハコベも咲いている。ヒメオドリコソウ、ホトケノザは薄い赤の蕾を膨らませている。色とりどりに春を知らせる花々が道端を飾り始めていた。

春めいてきた 2.24

photoコハコベ
コハコベ

photoオオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ

photoヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウ

photoホトケノザ
ホトケノザ

photo16今日の山頂と飯縄山 2月後半
今日の山頂と飯縄山 2月後半

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飯縄山
今日の地附山山頂と飯縄山 2026年2月 




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