ようやく粘菌(変形菌)の活動が始まった様です。マメホコリは未熟子実体が鮮やかなオレンジ色なので見つけやすい。そして子実体への変形途中の色はゴールドで美しい。残念ながら他の粘菌は見つかりません。長野はようやく朝晩の暖房がいらなくなったぐらいの気候。気温上昇とともに活動開始となるのでしょうか。 2025.5.22
冬のマメホコリは黒ずんだ色になるのですが、そこから胞子を飛ばすためのものでしょうか膨らみが飛び出していました。 2025.3.24
オレンジ色で若々しいマメホコリのころはよくこのようなこの膨らみが出ているのですが、黒い状態で出ているは初めて見たかもしれません。膨らみは翌日はつぶれていました。胞子を飛ばしたのかは分かりません。この時期黒っぽいマメホコリを結構見かけますが、他は残骸を除いて見るのは難しいです。
大寒、一年で一番寒い頃。裏山の観音山では胞子を飛ばしているマメホコリがいました。今年は雪がないので活動しやすいのでしょうか。 2025.1.20
▼ 冬になってもがんばる
10月も終盤。地附山ではマメホコリをたくさん見ることができます。 2024.10.28
マメホコリの未熟子実体から成熟して子実体になるところでしょうか。 オレンジ色に輝いていました。 2024.10.13
マメホコリの胞子は球形で網目型。直径は6~7.5㎛ということです。白く見えますが、これがやがてアメーバとなって動き回るのだそうです。粘菌アメーバと呼ばれます。キノコのホコリタケに似ていますが、全く違うものなんですね。
真ん中に穴の空いたマメホコリが並んでいました。胞子を飛ばすのかな?
一年中見られるようですが、寒くなってくると活発になるマメホコリ。胞子を飛ばすまでに色々な姿を見せてくれます。
▼ マメホコリが本格的に登場! 地附山 2023.10.23
多くのホコリさんは夕方から翌朝までに子実体を形成するという。
▼カヤの平 2023.10.18▼ マメホコリ・地附山 2023.5.17
オレンジ色のマメホコリはまだ胞子が熟していない若いホコリ(未熟子実体)。胞子が熟してくると色が灰色や褐色に変わっていくそうです。(川上新一 著「変形菌ずかん」)
登山道脇の立木に2ついました。ドロホコリかなとも思いましたが、 下がり方からチチマメホコリと判断しました。さわると柔らかく、胞子が噴き出てきました。
▼ 白いマメホコリ「チチマメホコリ」かな・地附山 2024.7.29
マメホコリに似ているのですが、色が白く表面がなめらか、チチマメホコリかもしれません。
▼ 薄紫色のドロホコリ 地附山 2023.10.29
塊の周囲の白色、紫色のものは変形体かな。子実体を作る完成間近の状態でしょうか。上の写真は塊に既に割れ目が出来ているので、ジュラドロホコリ(割れやすいドロホコリの仲間)かもしれません。調べてもこのような状態はどこにも書いてありません。ドロホコリにも色々種類があって「アメリカマンジュウドロホコリ」とか「ムラサキドロホコリ」というものがあるということは書いてありましたが・・・
直径3cmぐらいで少しピンクっぽい白色の未熟子実体。周囲に変形膜らしいものを作り始めているので、ドロホコリかもしれません。
餅米で作る和菓子を連想させる形です。マンジュウドロホコリかもしれません。
▼ 美味しそうなお饅頭、マンジュウドロホコリ 2024.5.9
マンジュウドロホコリとドロホコリの違いですが、マンジュウドロコリは新鮮なうちは白色らしいのですが、時間経過により褐色になっていくようです。ドロホコリは始めから茶色。そして白い変形膜を周りに付けるようですが、これはそれが全く無い、ということでこれはマンジュウドロコリではないかと思います。2つ綺麗に並んで朽木についていました。
大きさは直径3㎝ぐらい。表面にはツヤがあり、中にはアンコではなく胞子がたっぷりと入っているそうです。